■ 釈迦如来坐像 | 鎌倉時代作 |
■ 三足蟇の香炉 | 後冷泉天皇より下賜(町有形文化財指定) |
■ 宇都宮鎮房公 | 肖像画掛け軸 ・ 烏帽子形兜 |
■ 十六羅漢図 | 掛け軸 六幅 |
■ 阿弥陀如来像 | 木村重成の持仏 |
三足蟇の香炉 宗円(藤原道兼の曾孫)に後冷泉天皇より下賜されたもの。 宗円の子宗綱より、藤原から宇都宮に姓をかえ、源頼朝の御家人 職であった宇都宮信房公(宗円の曾孫)が、頼朝氏の命により九 州に下向し、鎮西宇都宮氏の初祖となる。 以後、代々家宝をひきつぎ五代頼房公が天徳寺に献納し、天徳寺 寺宝として護りつがれる。 |
釈迦如来坐像 長い年月を経る中で、頭部と体幹面をのこすのみとなったが 今も堂々たる存在感漂うお姿です。 お像の額に輝いているのは白毫(びゃくごう)と云って水晶を 嵌め込んだものです。 造像法は寄木造りで、玉眼(ぎょくがん)の技法が使われている。 (玉眼ー目玉に水晶を施す技法) 小さな体に寄木造りの技法の 粋が凝らされている。 天徳寺草創期に関わる貴重な存在のお像です。 |